人生は消化試合

今はただ残された人生を淡々と消化していくのみ

幸せってなんだっけ

「しあわせは いつも じぶんの こころが きめる(相田みつを)」
 
とは言ってもぽん酢しょうゆがあるぐらいじゃ幸せとはいえないだろうが
実のところ何が幸せで何が不幸であるかは簡単に結論付けられないのだとは思う。

よろこびのうた (イブニングKC)

よろこびのうた (イブニングKC)

 
前作から1年1ヶ月ぶりとなるウチヤマユージの単行本が幸いなことに連載完結後すぐ発売された。
 
老老介護を苦にした末の無理心中と思われた事件の真相が
当事者らによって明かされていくというサスペンス。
無理心中という真相は変わらないものの、そこにいたるまでの過程が
これまで考えられていたものと全く異なるという変化球ぎみのストーリーだが、
本来なら幸せであるはずの出来事が不幸を招き
不幸と思われた出来事が実は幸せなことだったのかもしれないというところが考えさせられる。
 
無理心中という最期にもかかわらずあまり凄惨な感じがしないのは
この死が苦悩からの逃避ではなく「誇りと意地」から生じた行動であったからなのだろうか。
それとも二人一緒に死ねるという喜びが苦痛や苦悩を凌駕していたからなのだろうか。
私には心中する予定も相手もいないが、
二人がともに死ぬことを決め、最期を迎えるのでの間何を考えていたのか
そして、どんな思いを抱き続けていたのかを考えると胸が詰まる思いがする。
 
?「もしあなたが死ぬとしたらどんな最期を迎えたいですか?」
私「今住んでるところが事故物件にならないよう人目に付くところで死ねたらいいかな」
 

キッコーマンぽん酢しょうゆCM(YouTubeより)