人生は消化試合

今はただ残された人生を淡々と消化していくのみ

幸せであるように

日ごろから漫画を読み倒しているにもかかわらず、実のところ連載漫画が最終回を迎えるにあたり
「終わってほしくないなあ」と思うことはあまりない。
 
週刊漫画TIMES」に連載されていた「あかつきの教室」(作・板倉梓)が最終回を迎えた。
今まさに「終わってほしくないなあ」という思いなのだが、いい終わり方だとも思う。
千代子先生は異国の地で亡くなったために友人である晴依の死に目に会えなかったどころか、その亡骸と対面することも叶わなかった。
それゆえに彼女の死を現実として受け入れられなかったのだろうけど、同僚の橋本先生を始めとした周りの人たちによって
ようやくそれを受け入れることができて涙を流すことができた。
好き好んで悲しい目や辛い目に会いたい人はいないだろうが、会ってしまったときに「次の一歩」を踏み出すためには
それを受け入れて悲しむことが必要なのかもしれない。
現実が何かと暗いことが多いので、せめて物語の中の人たちは幸せであってほしいと常々思うのだが、
物語が終わっても千代子先生たちのこれからが幸せであるようにと思うのである。
 
ということで、千代子と晴依が見たかもしれない(?)日本海沿岸の光景を。



兵庫県香美町余部の海岸(2005年8月撮影)。
あえて余部橋梁を入れないアングルで。
 


富山県魚津市の海岸(2006年5月撮影)。
5月は比較的蜃気楼が見える時期だが、この日は見えず。
 
それにしても「15限目」の橋本先生とのラブシーン、エロ漫画で使われるような露骨な表現よりも
こういうほうが心にグッときていいよね。橋本もげろ。
板倉梓も8月から新連載が始まるし、秋には単行本の2巻も出るようなので楽しみである。
2巻が出たらまた大きな声で叫ぶぞー(4月7日のブログ参照)。