人生は消化試合

今はただ残された人生を淡々と消化していくのみ

「その後」の余部へ(3)

(注・この日は余部の「あ」の字も出ません)
旅の二日目である7月18日。
「せっかく三日間もあるんだし普通の観光もしよう」
ということで、この日の目的地に選んだのは「鳴き砂」で有名な琴引浜と、「但馬の小京都」出石。
ということで、まずは琴引浜へ向かうがここが海水浴場であることを全く念頭においていなかった
バカがここに一人。
水着の女性(子供含む)が大勢いる中、普通に服を着たオッサンが一人でカメラを構えていたら
警察のお世話になる可能性が大。

ということで、撮った写真はこういうロングショットのみ。
余りの暑さに本当に砂が鳴くかどうかを確認する気力もなく、休憩所(?)っぽい建物にあった
これでお茶を濁す。
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確かに鳴いている。一応。
「琴引浜鳴き砂文化館」は時間がないためパスして網野駅に戻ろうとするが、この時点で乗ろうとしたバスが
土休日運休であることに気付くバカが(以下略)。
炎天下、「リア充爆発しろ」と頭の中で呪い唱えながら来た道を戻ること約3キロ。
偶然通りかかったタクシーに乗り、戻りの列車に辛うじて間に合う。

特急「タンゴディスカバリー」(豊岡駅で撮影。「タンゴ浪漫号」のヘッドマークが付いたまま)
豊岡からはバスで出石へ。
とりあえずは、宿の人に教えてもらった蕎麦屋「甚兵衛」で昼食をとる。
涼しい店内で頂く旨い蕎麦でようやく気力が戻り、出石観光へ。
この日は夏祭りだったようで、出石城址では何やらイベントをやっていた。
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何か沢山吊るしてあった風鈴。指が写り込んでしまったのは気にしない。

写真の「家老屋敷」の他、「出石史料館」「明治館」「辰鼓楼」など駆け足ながらも結構楽しめた町だった。
城下町として栄えながら当初は鉄道が通らず、それゆえにかつての雰囲気が残ったという点では同じ兵庫県内にある
丹波の小京都」篠山に通じるものがあると思う(その後鉄道が開通したが廃止になったという点も)。
豊岡に引き返した後は、「北近畿」で城崎へ戻る。
たった二駅の乗車でも躊躇なく特急に乗れるのも周遊きっぷならでは。
おまけに北近畿タンゴ鉄道や出石へのバスもこれで乗れるのだから、会社としては儲からないのかもしれないが、
もっと周遊きっぷの利用が増えて欲しいものである。
城崎へ戻った後は七つある外湯を制覇すべく温泉街へと繰り出す。
しかし、明日の朝に入ろうと最後に残しておいた「柳湯」が午後3時からの営業と知り、
結局夕方から四ヶ所の外湯に入る羽目になった。
この日は己の段取りの悪さに自己嫌悪の一日であった。